お義母様が嫌いな理由~いい加減吐き出そう~
子供の誕生日が来た。
今年は偶然にも生まれた時と同じ曜日、同じ六曜。
数年前…
まだ良い嫁を演じようと必死だった頃。
大きなお腹、辛い体で旦那の実家に1人で呼び出されてた。
【嫁子さんも1人で寂しいでしょ~】と。
再三寂しくないです。
1人の方が好きなんです。と言っても
【あら~、気を使わなくても良いのよ~(^^)】と聞く耳持たず。
都合の悪いことは耳に入らない。
自分の都合の良いように変換される脳内…
ある意味羨ましい。
実際気持ち悪いほどの寂しがりは義母だった。
子供たちは独立し、家にも寄り付かず。
そこに嫁と言う都合の良い駒が現れ、息子は駄目でも嫁を引っ張れば息子がついてくる!と浅知恵を働かせたお義母様。
それからは週の半分くらいは呼び出されてた。
そのせいでいつもお腹は張ってるし、苛々して胎教にも凄く悪い事したなって未だに後悔してる。
生まれた子供はずっと泣き続けてたし、癇癪持ちだし、不安感の強い子だから。
完全に義母のせいだと思ってる。
誰にも言わないけど。
呼び出されて何をするでもなく、義母の愚痴や経験を延々と聞かされるだけ。
毎回帰ると凄く落ち込み、寝込む日々。
一番最悪だったのは、
【促進剤は使うのか?絶対に使っちゃダメ。角にある家の奥さんは促進剤で無理矢理生ませたから癌になって死んだ。だから促進剤は使うな】
と言われた。
出産予定の病院は総合病院で、明らかな医者不足。
前もって促進剤使うと言われていた。
初めての妊娠でパニック状態の私に追い討ちをかけてくる義母。
きっと義母の言い分は【言ってない。善かれと思って言ったこと。そんな事言ったら何も言えなくなる】だろう。
実際言われたけど、黙ってれば良いってことに気付かない可哀想な人なんだ。
その時は夫も義母のそんな一面を知らずに『そんなことはない。思い込みだろう。本当にそんなこと言ったのか?』だった。
面白いことに私の夫である、義母にとっては息子がいるときはその様な話題は一切ふらない。
余計なことは絶対に言わない。
それが汚いと今でも軽蔑してる。
それから義母と予定日の話になった時、促進剤を使うかもしれないと話した。
勿論危ないから使わない方向で、途中で死ぬこともあると散々説得された。
この時点でかなり気は滅入っていた。
が、帰ることも許されず【もうすぐ旦那が帰ってくるって!】
と帰れずいつも夜に帰される…
今書いてても馬鹿だなぁ。
当時の私本当に可哀想だなぁと思う。
そして義父が帰宅。
予定は◯日なんです。と話した。
【◯日だと◯曜日だし、しかも仏滅で日が悪いから、どうせ促進剤使うなら△日の方が休み取れるからその日にしてもらったら?】と可愛らしげに肩をきゅっと寄せ、手を口に当て、えへっと悪戯っ子の様に笑いながら言った義母を今でも鮮明に覚えている。
「あぁ…そうだな~その方が病院に行けるな~…」等言っていた義父。
私の心はめちゃくちゃだった。
その日夫の実家を出たのは23時過ぎだった。
それから『あぁ、お腹に子供がいるせいでこんな思いをしなくちゃならないのか。ならもういっそのこと死のうか』と死ぬことばかり考えるようになった。
そんな私の気持ちも知らずに私達嫁姑は分かり合ってるの!と周囲に豪語していたお義母様…
厚顔無恥って知ってますか…?
私の演技凄いでしょ…?←
数年経った今、鮮明に思い出した理由は
義母の【◯日◯曜日、仏滅だから日が悪い】って言われた日と全く同じ曜日、六曜だったから。
1人悲しい気持ちでいっぱいになる…
祝ってやれよ!の夫の言葉にも殺意がわく。
皆早く死ねば良いのに。
義母が死んだら赤飯炊いて大喜びしよう。
そしてお義母様が嫌っていた自分の姑に対して亡くなってから言ったように
【まぁでも今思えばいい人だったわ】と散々姑を貶した後に言ってあげよう。
ついでに言えば【私は死んだらどうなっても良い!野ざらしでも良い!】と言っていたので実行してあげたいと思っている。
夫もそれは聞いていて、帰宅後すぐに『お義母様言っていたよね?希望通りにしてあげたい』と念押しした。
未だにそれを言うけど、「実際そうなりたくないって。そうはしないからって言って欲しいだけだから」と擁護する夫に辟易としている。
『なら鳥葬にする?』って心で呟いてみる。
楽しかったのは交際してる時だけだった。
結婚してからは夫の親の事で毎日喧嘩。
殴りあい、流血、家出もする。
離婚して事実婚の方がずっと関係がよくなるよと嘆願してる。
自分勝手な義親…
したいように好きなようにだけ生きてきた義親。
だから同じように我の強い嫁が来たんだろう。
因果応報だ。
勿論私も同じだと覚悟はしているけど、こんな風に人を傷付けようとは思わない。
私の義親に対する怨みは凄いと思う。
私の常日頃の怒りは義親のせいだと思う。
義親の事がフラッシュバックして忘れられない。
ふとした事で思い起こされる…
どうしたらこの怨みから解き放たれるんだろう。
そして素直に祝えなかった母ちゃんを許して…
本当にごめんね…